後期研修修了者の声 Senior Resident

interview

清水 実
度胸がなければ
最前線では戦えない。
2012年入職
清水 実
初期研修修了者 東海大学出身

初期研修医を支え、
成長させたい

絶対に患者さんを断らないのが徳洲会グループですから、当院にも毎日のように重症の患者さんが飛び込んできます。そんな時、いくら知識があっても度胸がなければすくんでしまい、何もできない。頭だけでは戦えないんですよ。でも、ここで2年も過ごせば腹が据わり、どんな状況でも落ち着いて立ち向かえるようになります。負荷を与えた方が人間は大きく成長できるということを、ここで自ら学ぶことができました。
現場が厳しいから、私たちは仲間との絆を大切にし、チームワークを深めています。笑顔があふれているのも、そのため。お互い、優しくありたいと思っています。こうした環境も研修医が育つ病院につながっているのでしょう。
私は大手生命保険会社で人事の仕事をしていました。そして、心にストレスを抱える社員のサポートをしているうち、この仕事を一生続けたいと思うようになり、一念発起して医学部に入学したのです。30代半ばのことで、妻はあまりのことに呆然としていましたが(笑)。医師を目指した原点がそこにありますから、人を支え、人にエールを送るのが自分の生き方だと思っています。今、私は初期研修医をまとめる立場にあり、一人でも多くの研修医を支え、その成長を後押ししたいと考えています。

profile

清水 実
清水 実
Shimizu Minoru
東海大学卒業